2015年11月30日 (月曜日)

シロダモ

Shirodamo

赤い実と黄色い花が同時期に見られるがシロダモ(白梻)
クスノキ科の樹木には黒い実を付けるものが多い。葉は三行脈が目立ち裏は白い。かつては実から取れる油脂を灯油やローソクに利用したとのこと。

クスノキ科の常緑小高木
別名 : シロタブ(白椨)、タマガラ、オキノミノキ

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2015年11月24日 (火曜日)

カラスウリ

Karsuuri

散策中あちこちで目にするカラスウリ(烏瓜)の赤い実
雌雄異株なので雌株だけが実をつける。熟した実の中には打出の小槌の形をした種が出来るので、縁起物として種を財布の中に入れる風習があるという。夏の暑い時期に開花するが受粉は夜行性の蛾に頼るので花は日没後に開き翌朝にはしぼんでしまう。夜道を歩くのは怖いので、昼の間に蕾を持ち帰りコップの水に差しておくと夜には白いレース状の花が見られる。

ウリ科のつる性多年草
別名 : タマズサ(玉章、玉梓)
      キツネノマクラ(キツネの枕)

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2015年11月21日 (土曜日)

トベラ

Tobera

実が3裂して赤い種子が飛び出しそうなトベラ(扉、海桐花)
近隣の道路の植栽では5月頃に花は見られるが実は見られない。雌雄異株なので雄株ばかり見ていたのかも知れない。もともとは海岸に自生する海浜植物。写真は江の島で撮影したもの。節分に魔よけとして戸口に掲げられ、そのため扉の木と呼ばれたのがなまってトベラとなったのが名前の由来らしい。

トベラ科の常緑低木、小高木
別名 : トビラノキ(扉の木)、トビラキ

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2015年11月18日 (水曜日)

ナンキンハゼ

Nankinnhaze

美しく紅葉したナンキンハゼ(南京黄櫨)
7月1日の記事は目立たない花だったが、こんなに鮮やかな紅葉を見せている。黒い実の中から白い種子が出て来るが落葉した後にはよく目立つ。種子は油脂を含み昔は石鹸やロウソクの原料になった。写真は豊ヶ丘の団地の街路樹だが、南大沢の駅から首都大学東京に通じるペデストリアン・デッキの街路樹は人通りが多いのを厭わなければ見どころとしてお勧めだ。

トウダイグサ科の落葉高木

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2015年11月15日 (日曜日)

ノコンギク

Nokongiku

野菊でこの時期には外せないノコンギク(野紺菊)
陽当たりの良い場所を好むようで散策路で目を引く。葉の両面に短毛があり指で触るとザラつく。ルーペで見ると冠毛が5ミリ程と長い。名前は野に生える紺色の菊を表すが実際には花色は白もしくは淡紫色だ。

キク科の多年草

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マユミ

Mayumim

たくさんの愛らしい実を付けたマユミ(真弓)
ピンクの朔果は4つに裂けて中から赤い種子が現れる。間もなく訪れる紅葉も美しい。5月19日に花の記事を書いたが、もう実を結ぶ季節になり時の移ろいの速さを実感する。

ニシキギ科の落葉低木
別名ヤマニシキギ(山錦木)

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2015年11月14日 (土曜日)

シロヨメナ

Shiroyomena

この時期の野菊のひとつのシロヨメナ(白嫁菜).
ヨメナの名が付いているがカントウヨメナ(関東嫁菜)などのヨメナ属ではなくシオン属と少しややこしい。冠毛の長さがヨメナ属ではほとんど見えないのに対してシオン属は5ミリ程度と長い。ヨメナを小さくしたようで花が白いことでシロヨメナになったようだ。

キク科の多年草

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ニシキギ

Nishikigi

小さな赤い実を付けたニシキギ(錦木)
写真のように枝にコルク質の翼があるのが特徴。間もなく見事な紅葉を見せるが、その美しさを錦に見立てたのが名前の由来といわれる。5月10日の記事は花の様子。


ニシキギ科の落葉低木
別名 : カミソリノキ(剃刀の木)

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2015年11月 7日 (土曜日)

コシロノセンダングサ

Koshironosendanngusa

長池公園で見かけたコシロノセンダングサ(小白栴壇草)
コセンダングサのような中央部の黄色の筒状花と、その周りに白色の舌状花4~7個からなる花を付ける。種子はいわゆるヒッツキムシでよくズボンのすそなどくっついてくる。北米原産の帰化植物。

キク科の一年草
別名 : シロノセンダングサ、シロバナセンダングサ

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2015年11月 6日 (金曜日)

モミジバフウ

Momijobafuu

上之根大通りで紅葉を見せるモミジバフウ(紅葉葉楓)の街路樹
葉の形がモミジに似ているが綺麗な紅葉もモミジに似ている。木の上の方から色づき次第に下の方に下りて来るのでグラデーションが楽しめる。一番下まで紅葉する頃にはてっぺんの方が落葉してしまうこともある。木枯らしが吹く頃すべての葉を落とした木にイガグリのような実がたくさんぶら下がっているのも面白い。

マンサク科の落葉高木
別名 : アメリカフウ

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